エアコンを世界一に導き、経営者ランキング2位になったダイキンのカリスマ経営者　井上会長（89歳）が6月の株主総会で一線を退く。

　ダイキンが業績悪化で苦しんでいた1994年に、11人抜きで社長に就任以来事実上30年トップを務めてきたが名誉会長となる。がグローバルグループ代表執行役員は続投する。

会長は私の存在が「絶対」になっていると自分で認めており、これからはアドバイザーに徹すると言ってはいるが、自分でもさじ加減はまだ難しいらしい。

ダイキンにとって会長の退任はあまりにも影響が大きすぎるのか、今月の22日から4日間国内外の幹部275人が出席して、会長退任後の会社のあり方を議論したそうだ。

　会長の経営の基軸は「人」。経営は人の営み、「人をどう動かすか」「どのような人材を育成していくか」に尽きると言っている。

　私も経営者のはしくれとして「人」を大事に育て会社への帰属意識を育みたいが、なかなか難しい😓