374.保護犬
2025.04.09
多頭飼育の崩壊により2022年3月に保護された56匹全ての犬が、3年かけて新しい飼い主に譲渡された記事が載っていた。
野犬同然に育ったことで人間への警戒心が強く、最後に残った「ちくわ」と「チャンミ」の譲渡を見届けた愛護センター鈴木さんの涙には感動した。
今回、県が全ての犬について殺処分を避け譲渡とする方針を示した事も素晴らしい決断だっと思う。実は全国で年間犬・猫の殺処分件数は約12,000匹(2022年実績・1974年は120万匹)。1日当たり33匹がオートメーションでガス処分されている計算だ。残念なことに秋田県の殺処分数は常に上位で2022年は、犬35匹・猫439匹と全国ワースト4位となっている。
飼い主とは、ペットの命を預かること。飼い主は、ペットを最後まで責任を持って飼う責任がある事を忘れないでほしい。