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333.大衆車?高級車?

2025.02.27

 大衆車の代表格と言えば、累計販売台数世界一のカローラだろう。ところがカローラが今日本の貧しさを映し出している。

 カローラの価格を平均年収で割った「カローラ価格指数」を算出すると如実に見えてくる。

 カローラの初代が発売された1966年は車価格495,000円で平均年収は548,500円で指数0.90とまだ高値の花だった。

 1億総中流時代と言われた1979年に販売された4代目カローラは850,000円と初代の1.7倍となったが、平均年収が2,790,000円と急上昇したことで指数は0.30まで低下した。

 バブル期価格は1,200,000円を超えたが平均年収も増えたことで0.33に留まっている。

 異変は2019年発売の12代目カローラから。指数が0.55。大衆車とは言えない年収の半分以上必要となっている。確かにハイブリットを標準装備したり安全機能を充実しているが、2,403,500円となった。

 給料は停滞している中、カローラは高根の花となってしまった。ちなみにアメリカでは給料が上がっているので、カローラ指数は0.30台で推移してある。日米で物価と賃金で「日本の貧乏」が透ける。寂しい限りだ😔

※アメリカでカローラの価格は27,000ドル。日本円で4,000,000円前後となる。