EV車市場はテスラが先頭を走っていたが、現在は中国のBYDが世界を席巻している。中国国内だけでなくロシア・メキシコなどで急激に販売台数を伸ばしている。日本では2023年の1月に販売開始したが、EV車販売シェアは2.7％とまだ日本国内では台数を伸ばしていない｡

　2025年の夏にバイクのBYDと言われている中国のバイク最大手のヤディアが電動源付バイク　価格10万円を武器に上陸する。「出川哲朗　充電させてもらえませんか」で使用しているヤマハの電動源付バイクは31万4600円で約7割安となる。パナソニックの電動アシスト自転車よりも安い｡驚異の価格設定だ｡ただし、中国では電動車のバッテリーの相次ぐ発火事故が問題となっている｡

　ファミリーマートでタオルハンカチを販売しているが、価格が安い中国製より後発で販売した2割高い今治製が圧倒的に売れているそうだ。顧客心理は「安いより時には顔も拭くタオルならば、少し高くても拭き心地のいい高品質の今治産を選ぼう」

　日本人は安いだけでは飛び付かない｡まして命を預ける車やバイクは、多少高くても信頼と安心が大事だと思っている。BYDとヤディアの今後の販売実績が楽しみだ。