169.古代水洗トイレ
2024.09.16
秋田市寺内にある秋田城跡史跡にウォーキングを兼ねて行ってきた。
秋田城跡歴史資料館を見学していたら、「古代水洗トイレ」の説明が興味を引いた。
古代のものとしては都にも例がない立派なつくりの奈良時代の水洗トイレ(答)が発見されていた。
便所は、沼地の岸部に建てられ、建物の中に三基の便槽が並びそこから埋められた木樋が沼地に延び、先端部には沈殿(浄化槽)が掘られていました。
水洗トイレのしくみは、用を足した後、便槽にたまった汚物を水で流します。汚物は木を通っていったん沈殿槽にためられ、汚れの少ない上澄みだけを沼へ流すように工夫されている。
水洗トイレの建物は復元されていて、今と同じく個室に分かれて、私の小さい頃使用したぼっちゃん便所より立派。
また、トイレットペーパーのかわりに使われた「ちゅう木」(クソベラ)などが発見されている。(実物を見ることが出来る。)
奈良時代の上級役人の生活様式がを知ることができて楽しかった。是非、多くの人に見て知っていただきたい。