パナソニックが1951年から作り続けてきた蛍光灯の生産を2027年で終了する。蛍光灯はパナソニックの源流で、創業以来「あかり」に携わってきたが、約76年の生産の歴史に幕を下ろす｡

　若い人は知らないと思うが、私が小さい頃CMで「明るいナショナル　明るいナショナル」で始まる曲のフレーズが耳に残っている｡私にはこのCMは「水戸黄門」が始まる合図だった｡

　なぜ生産中止に｡ 水銀規制により、蛍光ランプの生産と輸出入が2027年で禁止されること｡また、日本政府が2030年まで全ての照明をLEDに切り替える目標を挙げていることからだ。ただ、足元の切り替え率は60％にとどまっている｡

　我が社もLEDの切り替えを進めてはいるが、実績はLED化率51.3%｡まだ617本が蛍光灯だ｡切り替えには周辺機器の交換も必要であり、工事の手間と費用の問題がある｡切り替え補助金の復活を期待している｡

※我が社の若い社員にパナソニックの前の社名に聞いたが、松下電器・ナショナルを知らないことには驚いた｡😳時代だなー‼️