18日のさきがけ新聞に「立ち仕事にも椅子を」の記事が載っていた｡なぜもっと早くできなかったんだろう？私の推測は、日本は「お客様は神様」意識が強くて、お客様からの苦情を必要以上に怖がり、労働者の負担や効率化が後回しになっていたのではと思っている｡世の中の今までの慣習や価値観を変えるのは難しいが、これからは椅子だけでなく労働環境の改善には、今まで以上に目を向けていく必要があると思う｡

　話は変わるが、現在開催されている甲子園野球も徐々にはではあるが変わってきている｡なぜ、今頃だ｡一つ目は試合の開催時間の変更｡1番熱い時間を外す｡見る方は暑い中一生懸命の球児の姿は美しいかもしれないが、球児ファーストを考えると遅い｡二つ目は「白」　白ヘル、白ユニフォーム、白スパイク｡審判のスパイクは今年から白がOKとなった。球児は数年前から解禁になっていたが、審判は今年から解禁｡黒スパイクと白スパイクだと内観温度が10度違うそうだ｡もっと早くやっていたら誤審が減っていたかも！名門広陵高校をはじめ白ヘル・白ユニフォームへ変更した高校が増えている｡全て暑さ対策、選手ファーストの考えからだ、なぜ、今頃、遅い｡

　私が高校球児の頃は、水飲んではダメ、泳いではダメ、兎跳びは当たり前の時代だったが、それを思えば改善されているか｡