日本の女性の管理職比率は12.9%とアメリカ🇺🇸（41.0%）やドイツ🇩🇪（28.9%）など海外と比べて低いことから、厚生労働省が女性の管理職比率について従業員101人以上の企業に公表を義務付ける方針を示した｡併せて男女の賃金差異の公表も必要となる｡

　これが正式に決定すると我が社も該当となるが、我が社の女性社員比率は25.6%で管理職（課長〜部長13名）は全員男性と業種がら男性中心の体制となっている｡

　ただし、時代に合わせて女性社員の管理職への登用も検討となるが、改めて管理職の役割を考えると女性社員の意識改革も必要だ｡

　管理職の定義は、「企業が掲げる目標達成に向け、部下指導・管理する職位を指します」となっている｡私が管理職に期待するのは、1.部下育成〜キャリアに向かってスキルアップに対し気配り相談に乗ってあげる｡2.目標達成への道標〜計画立案、人員配置、予算管理など状況に応じた対応｡3.経営層の補佐〜経営層の考えを理解し、部下に伝え浸透させる｡

　我が社の次代を担う管理職の育成には男女問わず、製造業としての知識・技術（テクニカルスキル）と良好な対人関係を築く（ヒューマンスキル）こと、最後に多くの経験させて物事を見極める能力アップ（コンセプチェアスキル）に注力したいと思っている｡