会社の成長に資するのは自由か？管理か？どちらが重要なのか？

　働き方改革で会社は社員との向き合い方を管理から自由に変えたが、実態は色々な意味で副作用が出てきた気がする｡

　インターシップに来た高校生に聞くと就職先の選択理由は、1.年間休日数　2.土日が休み　3.時間外が少ない　が上位だ｡そこに「働きやすさ」はあるが、「働きがい」の選択肢はない。

　働き方改革が進んでいるアメリカでは、熱心に働かない社員が50%超いるとの調査がある。アメリカAmazonもAmazonジャパンも在宅勤務をやめて社員の強制出社を決めた。追随する大手企業も増えている。

　日本でも自由すぎる会社は離職率が高くなる傾向にある、そこには「働きやすさ」よりも「働きがい」を求める若者が増えているからだ。今後はいかに「働きがい」を高めたまま管理できるかが鍵だと思っている。

　先日、ある大手企業の元社長の講演を聞いたが、「日本の働き方改革は働かない改革だ」と言っていた｡私も同感で、働きやすさだけでは生産効率は上がらない｡働きがいを求める社員を増やし、生産効率が上がってこそ賃金アップ・休日増加等働きやすさにつながると思うが言うが易し、実態は難しい😓