戦前の言論人　三宅雪嶺は時と所を得て努力すれば、誰でも天才になれると言っている｡更に困難な問題に出くわしたら、絶対に出来るんだと自分に言い聞かせつつ努力せよと主張している｡要するに、何くそと頑張る気持ちとやる気が重要だと言う事だ｡

　私も学歴よりやる気のある人間を求めている。どんなに学業が優秀でも受験のことしか知らないロボット人間に比べ、人の話や問題を分析し、自分の意見や考えを持てる人間が確かだ｡

　ある有名企業の社長が言っていた、ビジネスは「義理と人情とやる気」だと｡私も同感だ｡厳しい状況を突破するには一人一人のやる気が我が社の生き抜く根幹だと私は信じている。