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129.試される運用力

2024.08.07

 今週の株価の乱高下にはビックリ🫢した。日銀の利上げとアメリカの景気後退感が歴史的な株価の動きとなった。落ち着くには少し時間がかかるとは思うが、専門家の予想ではアメリカ大統領選後には上昇⤴️シナリオとなっている。プラス今回の動きで日銀は追加利上げは当面ないと見る。怖くて利上げができないであろう。

 私が今1番思っているのは、せっかく貯蓄から投資へとの動きに水を差したのではないかという事だ。新NISAなど投資運用へと向いた風が、今回の株価の動きでストップになるのではと心配している。

 失われた30年と言われる日本経済で家計金融資産は1,285兆円から2,200兆円に7割増えた。その内預貯金が1,005兆円と全体の46%で世界でも異例の預貯金大国だ。アメリカは20年で15,000兆円と3倍に増えた。日本とは桁違いの増加率だ。違いはアメリカは現預金12.6%にすぎず、51.3%は株式・投信での運用となっている。守りの日本、攻めのアメリカの違いだろう。

 ゼロ金利から金利のある時代になって、金融機関も普通預金金利を0.1%へ引き上げるようだが、物価の値上がりは止まらずインフレ率が2%だと預金しても金の価値は目減りする。

 家計資産をいかに増やせるか、確かに株価は不安定だが「日本投資のリターンは好成績で総体的には運用環境は好条件」とアメリカの大手投資ファンドは言っている。私だったら小口での分割投資をお勧めするが、これからは各家庭の運用力が試される時と思っている。